セレモニーや講演会などを行う空間のデザイン。 一般的なオフィスビル程度の天井高さしかないため、広い床面積の割に天井が低いと圧迫感を感じ易い。 また空調や照明、音響や防災などの設備が必要な施設であるため、天井面には多くの機器が見えてくることになる。これがさらに天井面を意識する要素になってしまう。 そこで、天井の一部を六角形が組みあわる形にくりぬき、そこにあらゆる設備を設置した。空気や光、煙や水の通り道は当然必要なので、隙間を作るために木のルーバーを設け、それらの隙間から各種設備が機能するように設計した。 こうすることで、空間に入った時に設備類のほとんどが隠れてスッキリした印象を与えることができる。これが低い天井の印象をよくするアイデアの一つである。 ※リンク先はこの施設の公式HPです。