Seiji Kaneko
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ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(以下、ULA)は2018年1月19日(現地時間)、「アトラスV」ロケットをフロリダのケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げました。 今回、アトラスVは「SBIRS(Space Based Infrared System) GEO Flight 4」というミッションに関わりました。これはアメリカ空軍による4回目の早期警戒衛星の打ち上げで、スキャナや赤外線カメラを利用して弾道ミサイルの発射を監視します。 ULAの説明によると、人工衛星は打ち上げから42分後に高度161km(近地点:遠地点は約3万1000km)の初期軌道に投入され、最終的に高度約2万2000kmの静止軌道に移行するものと予測されます。そして、同一地域を継続的に監視することになるのです。 なお2017年1月には「SBIRS GEO Flight 3」の人工衛星が打ち上げられており、SBIRS GEO Flight 1とSBIRS GEO Flight 2は2013年から運用を開始しています。 Image Credit: ULA ■Atlas V Rocket Launches…

ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(以下、ULA)は2018年1月19日(現地時間)、「アトラスV」ロケットをフロリダのケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げました。 今回、アトラスVは「SBIRS(Space Based Infrared System) GEO Flight 4」というミッションに関わりました。これはアメリカ空軍による4回目の早期警戒衛星の打ち上げで、スキャナや赤外線カメラを利用して弾道ミサイルの発射を監視します。 ULAの説明によると、人工衛星は打ち上げから42分後に高度161km(近地点:遠地点は約3万1000km)の初期軌道に投入され、最終的に高度約2万2000kmの静止軌道に移行するものと予測されます。そして、同一地域を継続的に監視することになるのです。 なお2017年1月には「SBIRS GEO Flight 3」の人工衛星が打ち上げられており、SBIRS GEO Flight 1とSBIRS GEO Flight 2は2013年から運用を開始しています。 Image Credit: ULA ■Atlas V Rocket Launches…

2度目の正直で成功です。商用打ち上げを目指すロケットラボ社の「エレクトロン」ロケットが2018年1月21日(現地時間)にニュージーランドから打ち上げられ、打ち上げからペイロードの軌道投入まで成功しました。 マヒア・ペニンシュラの打ち上げ施設に設置されたエレクトロンは船舶の侵入により打ち上げが24時間延長されるも、21日に2回目のテスト打ち上げ「まだテスト中(Still Testing)」を実施。無事、プラネット社の地球観測小型衛星「Dove」を軌道へと投入したのです。また、それ以外にも2つの小型衛星を打ち上げています。 ロケットラボは2017年月にもエレクトロンを打ち上げており、その時には残念ながら軌道には到達しませんでした。そして同社は、2018年にも商用打ち上げサービスの実施を予定しています。エレクトロンロケットは225キログラムのペイロードを実現し、小型衛星などの安価かつ、柔軟なタイミングや軌道への打ち上げが可能です。…

2度目の正直で成功です。商用打ち上げを目指すロケットラボ社の「エレクトロン」ロケットが2018年1月21日(現地時間)にニュージーランドから打ち上げられ、打ち上げからペイロードの軌道投入まで成功しました。 マヒア・ペニンシュラの打ち上げ施設に設置されたエレクトロンは船舶の侵入により打ち上げが24時間延長されるも、21日に2回目のテスト打ち上げ「まだテスト中(Still Testing)」を実施。無事、プラネット社の地球観測小型衛星「Dove」を軌道へと投入したのです。また、それ以外にも2つの小型衛星を打ち上げています。 ロケットラボは2017年月にもエレクトロンを打ち上げており、その時には残念ながら軌道には到達しませんでした。そして同社は、2018年にも商用打ち上げサービスの実施を予定しています。エレクトロンロケットは225キログラムのペイロードを実現し、小型衛星などの安価かつ、柔軟なタイミングや軌道への打ち上げが可能です。…

JAXAは2018年1月18日、「イプシロンロケット3号機」を内之浦宇宙空間観測所から打ち上げました。 イプシロンロケット3号機は3段式の固体ロケットです。イプシロンロケットは試験機1号機の後に「強化型」へと移行し、同じく強化型となるイプシロンロケット2号機は「ジオスペース探査衛星(ERG)」を2016年12月に打ち上げています。また第1段は「H-IIA」ロケットの固体ロケット・ブースター(SRB-A)と機器を共通化し、自己診断機能や少人数での打ち上げ管制などを採用することで、コスト低減なども可能になってます。 そしてイプシロンロケット3号機には高性能小型レーダー衛星「ASNARO-2」が搭載されています。これはNEC(日本電気)が開発した小型地球観測衛星で、1号機となる光学衛星の「ASNARO-1」は2014年11月に打ち上げられました。さらに、ASNARO-2はスポットを絞った高解像度な観測が可能です。 6時59分追記:衛星の分離が確認され、ロケットの打ち上げは成功しました。 Image Credit: JAXA ■イプシロンロケット3号機…

JAXAは2018年1月18日、「イプシロンロケット3号機」を内之浦宇宙空間観測所から打ち上げました。 イプシロンロケット3号機は3段式の固体ロケットです。イプシロンロケットは試験機1号機の後に「強化型」へと移行し、同じく強化型となるイプシロンロケット2号機は「ジオスペース探査衛星(ERG)」を2016年12月に打ち上げています。また第1段は「H-IIA」ロケットの固体ロケット・ブースター(SRB-A)と機器を共通化し、自己診断機能や少人数での打ち上げ管制などを採用することで、コスト低減なども可能になってます。 そしてイプシロンロケット3号機には高性能小型レーダー衛星「ASNARO-2」が搭載されています。これはNEC(日本電気)が開発した小型地球観測衛星で、1号機となる光学衛星の「ASNARO-1」は2014年11月に打ち上げられました。さらに、ASNARO-2はスポットを絞った高解像度な観測が可能です。 6時59分追記:衛星の分離が確認され、ロケットの打ち上げは成功しました。 Image Credit: JAXA ■イプシロンロケット3号機…

国際宇宙ステーション(ISS)での補給任務を終えたスペースX社の「ドラゴン補給船」が2018年1月13日(現地時間)、大気圏へと突入しカリフォルニ沖の太平洋へと着水しました。 このドラゴン補給船は、2017年12月15日に「ファルコン9」ロケットで打ち上げられたもの。またこの時の打ち上げはファルコン9もドラゴン補給船もどちらもが再使用品ということで、注目を集めました。 打ち上げ時には約2.2トンの荷物を運んだドラゴン補給船ですが、地球への帰還時には約1.9トンのさまざまな実験機器を搭載しました。その中には微重力環境における筋力の減衰実験に用いられた生きたネズミなども含まれています。 今回で初めての再使用ロケットによる、ISSへの補給ミッションを完了したドラゴン補給船。今後もスペースXのロケットや補給船の再使用によるコスト削減は続きます。 Image Credit: スペースX ■SpaceX Dragon Capsule Returns to Earth After Space Station Delivery (文/塚本直樹)

国際宇宙ステーション(ISS)での補給任務を終えたスペースX社の「ドラゴン補給船」が2018年1月13日(現地時間)、大気圏へと突入しカリフォルニ沖の太平洋へと着水しました。 このドラゴン補給船は、2017年12月15日に「ファルコン9」ロケットで打ち上げられたもの。またこの時の打ち上げはファルコン9もドラゴン補給船もどちらもが再使用品ということで、注目を集めました。 打ち上げ時には約2.2トンの荷物を運んだドラゴン補給船ですが、地球への帰還時には約1.9トンのさまざまな実験機器を搭載しました。その中には微重力環境における筋力の減衰実験に用いられた生きたネズミなども含まれています。 今回で初めての再使用ロケットによる、ISSへの補給ミッションを完了したドラゴン補給船。今後もスペースXのロケットや補給船の再使用によるコスト削減は続きます。 Image Credit: スペースX ■SpaceX Dragon Capsule Returns to Earth After Space Station Delivery (文/塚本直樹)

2017年9月に観測を終えた観測衛星「カッシーニ」ですが、その発見は今でも私達をワクワクさせてくれます。今回ご紹介するのは、透明な土星の環の後ろ側を惑星が通過する、幻想的な1枚です。 土星の環は硬い板のようなイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実は氷や岩石が不揃いに分布することで構成されています。ですのでその後ろを明るい天体が通ると、その光が透けて見えるのです。 さらに土星の環の上部を見ると、かなり小さいのですが衛星「パン」が確認できます。この隙間は土星のA環の「エンケの間隙」と呼ばれています。また今回の写真は2016年2月に、カッシーニの狭角カメラが可視光を捉えることで撮影されました。 Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute ■A Veil of Ice: Saturn's Translucent Rings Revealed in Cassini Image (文/塚本直樹)

2017年9月に観測を終えた観測衛星「カッシーニ」ですが、その発見は今でも私達をワクワクさせてくれます。今回ご紹介するのは、透明な土星の環の後ろ側を惑星が通過する、幻想的な1枚です。 土星の環は硬い板のようなイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実は氷や岩石が不揃いに分布することで構成されています。ですのでその後ろを明るい天体が通ると、その光が透けて見えるのです。 さらに土星の環の上部を見ると、かなり小さいのですが衛星「パン」が確認できます。この隙間は土星のA環の「エンケの間隙」と呼ばれています。また今回の写真は2016年2月に、カッシーニの狭角カメラが可視光を捉えることで撮影されました。 Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute ■A Veil of Ice: Saturn's Translucent Rings Revealed in Cassini Image (文/塚本直樹)

延期が続いていたスペースXによる機密ミッション「Zuma」ですが、2018年1月7日(現地時間)にとうとう「ファルコン9」ロケットで打ち上げが実施されました。なお、打ち上げとロケット第1段の着陸の両方が成功しています。 フロリダのケープ・カナベラル空軍基地の第40発射施設からおこなわれた、今回のロケット打ち上げ。打ち上げから8分後にロケット第1段が「Zone 1」に着陸した時点で映像の公開は終わり、ペイロードが予定軌道に投入されたかどうかは公開されませんでした。 Zumaは機密ミッションということで、そのペイロードや目的は公開されていません。現時点で判明している情報としては、ペイロードはノースロップ・グラマンが製造。投入高度は低軌道(LEO)で、軌道傾斜角は約50度になるものと予測されています。…

延期が続いていたスペースXによる機密ミッション「Zuma」ですが、2018年1月7日(現地時間)にとうとう「ファルコン9」ロケットで打ち上げが実施されました。なお、打ち上げとロケット第1段の着陸の両方が成功しています。 フロリダのケープ・カナベラル空軍基地の第40発射施設からおこなわれた、今回のロケット打ち上げ。打ち上げから8分後にロケット第1段が「Zone 1」に着陸した時点で映像の公開は終わり、ペイロードが予定軌道に投入されたかどうかは公開されませんでした。 Zumaは機密ミッションということで、そのペイロードや目的は公開されていません。現時点で判明している情報としては、ペイロードはノースロップ・グラマンが製造。投入高度は低軌道(LEO)で、軌道傾斜角は約50度になるものと予測されています。…

宇宙開発企業のスペースX社が2018年1月の初打ち上げを目指す、「ファルコン・ヘビー」ロケット。こちらが2017年12月28日(現地時間)、ケネディ宇宙センターの第39A発射場へと輸送されました。 ファルコン・ヘビーは「ファルコン9」の第1段を3つ束ねたような姿をしたロケットで、全長は70メートル、全幅は12.2メートル。3本のブースターは打ち上げ後に着陸し、再使用が予定されているのです。打ち上げ能力は低軌道(LEO)に約64トン、静止トランスファ軌道(GTO)に約27トン、そして火星に約17トンとなります。 今後、ファルコンヘビーは打ち上げに向けたさまざまなテストを予定しています。またスペースXはまだその打ち上げ日時を確定してはいないそうです。 各種情報が正しければ、このフェアリングの中にはイーロン・マスク氏のテスラ・ロードスターが搭載されており、火星周辺の軌道へと投入されるはず。来年の初頭にはアメリカからどえらい打ち上げ映像が届きそうです。 Image Credit: Twitter(Spaceflight Now) ■SpaceX's 1st Falcon Hea...

宇宙開発企業のスペースX社が2018年1月の初打ち上げを目指す、「ファルコン・ヘビー」ロケット。こちらが2017年12月28日(現地時間)、ケネディ宇宙センターの第39A発射場へと輸送されました。 ファルコン・ヘビーは「ファルコン9」の第1段を3つ束ねたような姿をしたロケットで、全長は70メートル、全幅は12.2メートル。3本のブースターは打ち上げ後に着陸し、再使用が予定されているのです。打ち上げ能力は低軌道(LEO)に約64トン、静止トランスファ軌道(GTO)に約27トン、そして火星に約17トンとなります。 今後、ファルコンヘビーは打ち上げに向けたさまざまなテストを予定しています。またスペースXはまだその打ち上げ日時を確定してはいないそうです。 各種情報が正しければ、このフェアリングの中にはイーロン・マスク氏のテスラ・ロードスターが搭載されており、火星周辺の軌道へと投入されるはず。来年の初頭にはアメリカからどえらい打ち上げ映像が届きそうです。 Image Credit: Twitter(Spaceflight Now) ■SpaceX's 1st Falcon Hea...

再度の延期です、JAXAが2017年12月28日に打ち上げを予定していた小型ロケット「SS−520 5号機」ですが、その打ち上げ実験の延期が発表されました。 SS-520 5号機は観測ロケット「SS-520」を3段式にしたロケットで、全長は9.54m、重量は2.6トン。固体燃料を利用し、低軌道に4kg以上の打ち上げ能力を持ちます。今年1月に打ち上げられた「SS-520 4号機」は実験に失敗しましたが、今回の打ち上げではその対策が実施済みとされています。 JAXAの発表によれば、今回の打ち上げ延期は「搭載部品の一部に不具合が確認され」ためだとしています。再設定される打ち上げ時期についてはまだ発表されておらず、続報があり次第お伝えいたします。 Image Credit: JAXA ■SS-520 5号機実験の延期について (塚本直樹)

再度の延期です、JAXAが2017年12月28日に打ち上げを予定していた小型ロケット「SS−520 5号機」ですが、その打ち上げ実験の延期が発表されました。 SS-520 5号機は観測ロケット「SS-520」を3段式にしたロケットで、全長は9.54m、重量は2.6トン。固体燃料を利用し、低軌道に4kg以上の打ち上げ能力を持ちます。今年1月に打ち上げられた「SS-520 4号機」は実験に失敗しましたが、今回の打ち上げではその対策が実施済みとされています。 JAXAの発表によれば、今回の打ち上げ延期は「搭載部品の一部に不具合が確認され」ためだとしています。再設定される打ち上げ時期についてはまだ発表されておらず、続報があり次第お伝えいたします。 Image Credit: JAXA ■SS-520 5号機実験の延期について (塚本直樹)

先週の2017年12月22日(現地時間)に、イリジウム社の人工衛星「Iridium Next」を打ち上げたスペースXの「ファルコン9」ロケット。打ち上げはいつもの通り無事に行われましたが、その際に興味深い現象が地上や旅客機から目撃されていました。 ロサンゼルス北部のヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げられたファルコン9。ロケットの打ち上げでは夜光雲、あるいはロケット雲と呼ばれる現象が発生することがあります。そして今回は夕暮れの美しい時間帯とともに、ロケットが作り出した雲が多くの人から観測されたのでした。 このような現象にはロサンゼルス消防署も「これはロケットの打ち上げによるものです」と、住民に落ち着くように声明を出しています。また今回の打ち上げでファルコン9は10基のIridium Nextを打ち上げ、ロケット第1段は地上への着陸はおこなっていません。…

先週の2017年12月22日(現地時間)に、イリジウム社の人工衛星「Iridium Next」を打ち上げたスペースXの「ファルコン9」ロケット。打ち上げはいつもの通り無事に行われましたが、その際に興味深い現象が地上や旅客機から目撃されていました。 ロサンゼルス北部のヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げられたファルコン9。ロケットの打ち上げでは夜光雲、あるいはロケット雲と呼ばれる現象が発生することがあります。そして今回は夕暮れの美しい時間帯とともに、ロケットが作り出した雲が多くの人から観測されたのでした。 このような現象にはロサンゼルス消防署も「これはロケットの打ち上げによるものです」と、住民に落ち着くように声明を出しています。また今回の打ち上げでファルコン9は10基のIridium Nextを打ち上げ、ロケット第1段は地上への着陸はおこなっていません。…

この男の辞書に「不可能」という言葉はないのでしょう。宇宙開発のスペースX社を率いるイーロン・マスク氏はInstagramアカウントにて、超大型ロケット「ファルコン・ヘビー」で火星へと打ち上げる「テスラ・ロードスター」の姿を公開しました。 スペースXは現在、2018年1月の打ち上げに向けてファルコン・ヘビーを開発しています。これは同社が運用しているロケット「ファルコン9」の第1段を3つ束ねたような姿をしたロケットで、全長は70メートル、全幅は12.2メートル。低軌道(LEO)に約64トン、静止トランスファ軌道(GTO)に約27トン、そして火星に約17トンの打ち上げ能力の持ちます。さらに、3つのブースターは全て再使用される予定です。 ロケットのテスト打ち上げでは通常衛星のダミーが搭載されるのですが、マスク氏は「そんなものはつまらない」として、ペイロードとしてミッドナイト・チェリーカラーのテスラ・ロードスターを搭載。さらに車内では、デヴィット・ボウイの「スペース・オデッセイ」がかけられるそうです。…

この男の辞書に「不可能」という言葉はないのでしょう。宇宙開発のスペースX社を率いるイーロン・マスク氏はInstagramアカウントにて、超大型ロケット「ファルコン・ヘビー」で火星へと打ち上げる「テスラ・ロードスター」の姿を公開しました。 スペースXは現在、2018年1月の打ち上げに向けてファルコン・ヘビーを開発しています。これは同社が運用しているロケット「ファルコン9」の第1段を3つ束ねたような姿をしたロケットで、全長は70メートル、全幅は12.2メートル。低軌道(LEO)に約64トン、静止トランスファ軌道(GTO)に約27トン、そして火星に約17トンの打ち上げ能力の持ちます。さらに、3つのブースターは全て再使用される予定です。 ロケットのテスト打ち上げでは通常衛星のダミーが搭載されるのですが、マスク氏は「そんなものはつまらない」として、ペイロードとしてミッドナイト・チェリーカラーのテスラ・ロードスターを搭載。さらに車内では、デヴィット・ボウイの「スペース・オデッセイ」がかけられるそうです。…

SpaceXは今年18回目となる衛星打ち上げ成功で2017年を締めくくった。衛星打ち上げ回数として同社の新記録で、昨年の打ち上げ回数を10回も上回った。今回の打ち上げのペイロードはIridium衛星10基で、Iridium NEXT衛星電話ネットワークの一部を構成する。SpaceXがIridiumを打ち上げるのはこ..

SpaceX caps a record year with successful launch of 2017

宇宙開発企業のスペースX社は12月22日(現地時間)、「ファルコン9」ロケットの打ち上げをカリフォルニアのヴァンデンバーグ空軍基地で実施しました。ロケットにはイリジウム社の人工衛星「Iridium Next」が搭載されており、ロケット第1段の着陸はおこなわれませんでした。 Iridium Nextは10個セットで打ち上げられる通信衛星で、今回は4回目の同人工衛星の打ち上げ。今後もファルコン9による「Iridium NEXT」の打ち上げは全8回、合計75個の人工衛星を打ち上げるまで続く予定です。 そして打ち上げに利用されたフォルコン9の第1段は再使用品で、2017年6月におなじくイリジウムの人工衛星の打ち上げに利用されたもの。その理由は現時点では説明されていません。時期的にはファルコン9の「ブロック4」から「ブロック5」への切り替えが来年に予定されているため、それも関係しているのかもしれません。 Image Credit: スペースX ■Iridium-4 Webcast (文/塚本直樹)

宇宙開発企業のスペースX社は12月22日(現地時間)、「ファルコン9」ロケットの打ち上げをカリフォルニアのヴァンデンバーグ空軍基地で実施しました。ロケットにはイリジウム社の人工衛星「Iridium Next」が搭載されており、ロケット第1段の着陸はおこなわれませんでした。 Iridium Nextは10個セットで打ち上げられる通信衛星で、今回は4回目の同人工衛星の打ち上げ。今後もファルコン9による「Iridium NEXT」の打ち上げは全8回、合計75個の人工衛星を打ち上げるまで続く予定です。 そして打ち上げに利用されたフォルコン9の第1段は再使用品で、2017年6月におなじくイリジウムの人工衛星の打ち上げに利用されたもの。その理由は現時点では説明されていません。時期的にはファルコン9の「ブロック4」から「ブロック5」への切り替えが来年に予定されているため、それも関係しているのかもしれません。 Image Credit: スペースX ■Iridium-4 Webcast (文/塚本直樹)

JAXAは2017年12月23日(日本時間)、種子島宇宙センターから「H-IIA(F37)」ロケットを打ち上げました。ロケットには気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)と超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)が搭載されています。 しきさいは19種類の色(波長)を観測できるセンサ「多波長光学放射計(SGLI)」で、気象変動メカニズムを研究します。またつばめは高効率イオンエンジンによる高度300km以下の「超低高度軌道」の継続飛行の実験を予定しています。 そして打ち上げに利用されたH-IIAは、打ち上げから16分後にしきさいを高度800kmに、そして1時間48分後につばめを300km以下にという、異なる高度の軌道に投入するJAXA開発の技術を初めて利用する予定です。 本日は1時間以内にスペースX社の「ファルコン9」ロケットの打ち上げも控えており、そちらも楽しみにしましょう! Image Credit: JAXA ■気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)&超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)打ち上げライブ中継 (文/塚本直樹)

JAXAは2017年12月23日(日本時間)、種子島宇宙センターから「H-IIA(F37)」ロケットを打ち上げました。ロケットには気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)と超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)が搭載されています。 しきさいは19種類の色(波長)を観測できるセンサ「多波長光学放射計(SGLI)」で、気象変動メカニズムを研究します。またつばめは高効率イオンエンジンによる高度300km以下の「超低高度軌道」の継続飛行の実験を予定しています。 そして打ち上げに利用されたH-IIAは、打ち上げから16分後にしきさいを高度800kmに、そして1時間48分後につばめを300km以下にという、異なる高度の軌道に投入するJAXA開発の技術を初めて利用する予定です。 本日は1時間以内にスペースX社の「ファルコン9」ロケットの打ち上げも控えており、そちらも楽しみにしましょう! Image Credit: JAXA ■気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)&超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)打ち上げライブ中継 (文/塚本直樹)

2017年12月12日(現地時間)、「アリアン5」ロケットの打ち上げがフランス領ギアナから行われました。打ち上げは無事成功し、搭載していたヨーロッパの測位システム「ガリレオ」で利用される4つの航法衛星の投入にも成功しています。 ガリレオはヨーロッパ版GPSともいえるシステムで、 全体では30基(6基がスペア)の航法衛星が打ち上げられる予定で、現時点では18基の衛星が軌道上に存在しています。今回の4基の人工衛星は高度約2万3000km、傾斜角度56度の周回中軌道に投入されます。 なお、ガリレオは2017年12月から初期サービスの提供を開始していますが、その全ての打ち上げが終了するのは2020年〜2021年頃となっています。また、次回のガリレオの航法衛星の打ち上げは2018年中旬にアリアン5で行われます。 Image Credit: Arianespace ■Ariane 5 Rocket Launches 4 More Satellites for Europe's GPS Network ■GALILEO LAUNCH BRINGS NAVIGATION NETWORK...

2017年12月12日(現地時間)、「アリアン5」ロケットの打ち上げがフランス領ギアナから行われました。打ち上げは無事成功し、搭載していたヨーロッパの測位システム「ガリレオ」で利用される4つの航法衛星の投入にも成功しています。 ガリレオはヨーロッパ版GPSともいえるシステムで、 全体では30基(6基がスペア)の航法衛星が打ち上げられる予定で、現時点では18基の衛星が軌道上に存在しています。今回の4基の人工衛星は高度約2万3000km、傾斜角度56度の周回中軌道に投入されます。 なお、ガリレオは2017年12月から初期サービスの提供を開始していますが、その全ての打ち上げが終了するのは2020年〜2021年頃となっています。また、次回のガリレオの航法衛星の打ち上げは2018年中旬にアリアン5で行われます。 Image Credit: Arianespace ■Ariane 5 Rocket Launches 4 More Satellites for Europe's GPS Network ■GALILEO LAUNCH BRINGS NAVIGATION NETWORK...