織部筒茶碗 銘 冬枯

徳川園に隣接する、徳川家康の遺品を中心に初代義直(家康九男)以下代々の遺愛品、いわゆる「大名道具」1万件以上を収める美術館の名品コレクションについてご紹介します。

静嘉堂・曜変天目茶碗

曜変天目茶碗「稲葉天目」(南宋13世紀、中国福建省建陽県建窯/蘆花坪窯で焼成、静嘉堂文庫所蔵)もと将軍家所蔵であったものを淀藩主稲葉家が拝領して代々秘蔵したことから「稲葉天目」と称される。徳川将軍家(柳営御物)→淀藩稲葉家→小野哲郎氏(三井)→岩崎家(三菱)。価格:大正7年3月、小野哲郎氏が16万8千円(1円を現代の1万円で換算すると16億8千万円)で入手。昭和9年、岩崎小弥太氏が約9万円位の値で入手。素地土は最良、高台の削り出しも精緻を極め、曜変天目は陶工が試行錯誤の果てにわずか完成をみた作品。

Kuro-oribe tea bowl 黒織部茶碗「富貴」 kuro-oribe (a type of oribe ware with black glaze) Handeishi Kawakita 1878〜1963 川喜田半泥子

今週は、招待券が当たった博物館と美術館に行って来た。 先月企画展で行った古代オリエント博物館、その後招待券が当たったので、今度は友人と常設展を見に行った。 常設展は、先月見た企画展よりもよほど面白かった。扱う範囲もとても幅広い。エジプトはもちろん、メソポタミア、ペルシア、シルクロード・・・。初めて聞く名前もあった。 B.C.3500年~2500年のパキスタンの女性の土偶の顔は、人間というより映画やテレビの番...

曜変天目(油滴天目)

静嘉堂美術館にて、念願の加茂なすの形が印象的で、天下人の垂涎であった「茄子茶入」に出会う。 織田信長..

国宝 曜変天目茶碗(藤田美術館)

JR発足20周年・青春18切符 藤田美術館と大阪造幣局の桜の旅 2007.4.7(土)藤田美術館はJR東西線 大阪城北詰駅下車3番出口を出て、左へ藤田邸の長い塀に沿って進んでいくと結婚式場「太閤園」の正面 道路を挟んだところにある。門を入って正面の建物が受付 その右側の蔵が展示...

国宝 曜変天目茶碗(稲葉天目) 静嘉堂文庫 - カバ屋印 マムの素

【曜変のメカニズム】曜変天目の光彩は、「構造色*」と呼ばれる色彩である。近年、その解明が進められており、それは釉表の薄膜での光の干渉によるものと推定されている。この青色系統の光彩は、黒釉の表面の長さが0.5~0.6ミクロン程度の薄膜層の光の干渉から現れるという**。 *「構造色」とは、玉虫の羽、オパール、CDディスク表面などに現れている色彩等をいう。 **長江惣吉・福嶋喜章「宋代建盞の光沢の研究」『東洋陶磁』41号(2012年)の研究による。


その他のアイデア
Pinterest
検索